早漏は病気ではない

早漏は病気ではない

自分は早漏なのではないかと悩んでいる男性は世界中にたくさんいます。世界的には30%ほどの男性が早漏で悩んでいるとされ、日本ではおよそ半数以上の男性たちが早漏で悩んでいるという調査結果があります。

しかし、早漏で悩んでいるほとんどの男性は医学会が定める「早漏」という症状の定義には当てはまらない症状の範囲で早漏の症状を患っています。医学会で「早漏」という症状に診断されるには女性の膣に挿入する以前、あるいは挿入してから1分以内に射精してしまう症状を患っている必要があります。このような厳密な早漏の診断基準に従い日本人の男性の早漏の実態を調べてみると、早漏の男性はおよそ1%〜3%と少なく留まっています。

ということは、ほとんどの男性が早漏で悩んでいる症状は「病気ではない」ということができます。早漏のよりおおまかな定義として、「女性を満足させる前に射精してしまう」ことだったり、「射精のタイミングをコントロールしたいのに自分が射精したいタイミングよりも早く射精してしまう」などのことも早漏の症状に含まれると主張する人もいますが、この程度の早漏は病的な早漏の症状の基準には当てはまりません。

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病気に起因する病的早漏

早漏の症状の中で実際に他の病気を患っているために起こる病的早漏があります。

以下のような病気を患っていると、その病気の症状の表れの一環として早漏になってしまうケースがあります。

・甲状腺の異常

・前立腺の異常

・尿道の異常

・糖尿病

・自律神経失調症

・勃起不全

 

上記の症状を患っていて、早漏を体験している方は病的早漏に当てはまりますので医師に相談することをおすすめします。

若年性早漏は病気ではない

フィレンツェ大学、イタリア生態学センターのVincenzo Puppo博士と娘Giulia Puppo博士は「早漏は病気ではない」と主張し、2015年に論文を「クリニカル・アナトミー(Clinical Anatomy)」という医学術雑誌において発表しました。Vincenzo Puppo博士とGiulia Puppo博士は若くセックスの経験が浅い男性たちが緊張していたり興奮しすぎたりしてすぐに射精してしまう現象は自然な現象であり、病気と診断されるべきはないと述べました。そのような早漏の症状は経験や年月の経過と共に次第に薄れていく症状であり、自然に回復される現象なので、これらの早漏は病気として対応されるべきではなく、薬剤治療などの処置もされるべきでないと主張しました。それよりもむしろ、ケーゲル筋肉(PC筋)を鍛えるトレーニングなどのトレーニングをして治療をするべきだと述べました。

男性の精液には、睾丸から分泌される精子と、尿道およびリトレ腺、前立腺、精嚢、精巣上体によって生成される成分の混合物が含まれています。射精は、精液の外部放出と同義語として一般的に考えられますが、実質的には「放出と排除」という2つの段階に分かれて構成されています。精液が前立腺尿道に集まるにつれて、尿道球腺がオーガズム前に急速に拡張されることになります。この尿道球腺の急速な拡張がオーガズムを妨げる病理学的症状を示し、男性はこの時射精を避けることができないという感覚を感じることになります。

精液は、主に球塊状の筋肉によって陰茎尿道を通して押し出されます。ケーゲル筋を鍛える練習では、会陰筋を鍛えることに繋がりこのことは早漏を改善するためのサポートに繋がります。

「排出」段階である射精の直後に男性は不応期に入り、その期間中更なるオーガスムまたは射精を起こすことは生理学的に不可能になります。この不応期から回復までの時間は年齢に応じて異なります。男性は年を重ねるにつれて、この不応期が普通長くなります。

Vincenzo Puppo博士とGiulia Puppo博士は、性的医学の専門家は一般的に膣内の性交の場合のみの早漏を考慮しますが、膣内での性交のみによるオーガズムという概念は科学的根拠がないため、性交の持続時間は女性のオーガズムにとって重要ではないと述べました。射精とオーガズムの原理は早漏であることから損なわれないために、早漏は病気ではないと主張しました。なぜなら、男性射精後にも後戯の性行為を通して男性は女性のオーガズムを作り出すことができるからです。

10代や20代前半の男性は、マスターベーションによって性機能の反応を理解し、ストップ・スタート法やスクイーズ方などで射精制御のメカニズムを学ぶことができます。このことから、早漏は男性の性機能不全として分類されるべきではないと記述しました。

Puppo博士は射精するまでにかかる時間でパートナーが性交に満足しているかどうかを判断するべきではなく、性交がどれくらい持続すべきかの定義はないと述べました。イタリアの研究によると、ケーゲル筋(PC筋)を12週間強化する練習をすると、生涯にわたって早漏の症状を抱えている人たちをサポートすることができると説明しています。

性機能としては問題がない早漏

早漏が病気でない理由として最初に挙げられことは、早漏は勃起不全(ED)とは異なり、射精をすることができることにあります。勃起不全は勃起自体が得られなかったりするために子供を作りたい男性にとっては大きな問題になります。このような理由により勃起不全は性機能の病気として診断され、病院側も積極的に治療を行おうとする姿勢を示します。

一方、早漏は射精をすることはできますが、そのタイミングが早いという症状ですので生理学的には膣内に挿入することができるのであれば子供を作るためには問題がないことになります。膣内に挿入することができずに早漏になってしまう男性のような重症の早漏の場合は医学的にも早漏として診断されることになります。

早漏で悩む男性のほとんどは女性を満足させることができないという理由で、落ち込んだり、恥ずかしいと感じたりして悩んでいます。また、ほとんどの早漏の原因は心因性とされていることから、自律神経を整える生活習慣を実践して、早漏克服のためのトレーニングを行ったら早漏の症状は高い確率で克服することができます。

実際のところ医学界でも、早漏を病気の症状として認識して積極的に治療を行う方が良いと考える医師もいれば、早漏は病気ではないので病気として扱い薬物治療や手術を行うべきでないと主張する医師もおり、意見は分かれています

早漏防止薬であるダポキセチンが含まれた医薬品が2009年に開発販売されるようになってからは、泌尿器科でも早漏防止薬を処方するなどしてより積極的に治療に向けて対応するようになりました。早漏防止薬は日本ではまだ未認可のために、処方していない医療機関も多いのが現状ですが、早漏防止薬が誕生したことで早漏という症状が病気としてよりみなされるようになりました。

早漏防止薬を早漏克服のために使用した方が良いかどうかは個人の置かれた状況や好みによって異なってきます。早漏が病気の症状として認められた方が、恥ずかしいという気持ちを克服できることに繋がるために心理的なストレスと軽減させることができるという人もいるでしょう。また、早漏が病気だと言われると自分が病気にかかっているような気がして良い気分がしないという人もいるでしょう。大切なことは、早漏は多くの場合、克服することができる症状であるということを認識することです。このような認識と、回復の可能性を信じて前向きな努力を行う決心をすること、トレーニングや生活習慣の改善などを実際に行うことは早漏克服のために大きなサポートになります。

まとめ

ほとんどの早漏は性機能の働きとしては正常に動いているために早漏は病気ではないと見ることができます。しかし、病的早漏や器質性早漏などのタイプの早漏は身体的な不調が原因で生じている早漏ですので、このようなタイプの早漏は医療機関の治療を受けたり、早漏防止薬を服用するなどの方法を選択することをおすすめします。若年性早漏は特に、病気ではないので心配する必要はないでしょう。

 

 

 

 

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